第28回AALAフォーラム「誌上開催」《アジア系アメリカ文学研究と日本文学研究の交差―「トランスボーダー日系文学」という新たなアプローチ―》
・フォーラム趣旨説明(山本秀行)
・Haruki Murakamiは(アジア系)アメリカ文学か?―トランスレーショナル(翻訳媒介的)文学としての村上春樹(山本秀行)
・チオリ・ミヤガワの描く幽玄の世界―This Lingering Lifeを中心に(古木圭子)
・多和田葉子とマキシーン・ホン・キングストンの交点―神話、母娘関係、失語症、文字(中地幸)
・日系文学と原爆―ナオミ・ヒラハラの〈ミステリ〉小説にみる放射能汚染と植民地主義の言説(松永京子)
・「私たち(の)を分断する壁」―リービ英雄とカズオ・イシグロにおける言語・文化的帰属性と翻訳の問題(トーマス・ブルック)
論文
Feeling as Money in Yiyun Li’s “Kindness”(FUJII So)
文献解題・書評
Min Jin Lee, Pachinko(Kyoko Norma Nozaki)
国際養子という希望の子どもたち―Cynthia Kadohata, Half a World Away(ウォント盛香織)
特別企画「自著紹介」
・『ハパ・アメリカ:多人種化するアジアパシフィック系アメリカ人』(ウォント盛香織)
・『ヒサエ・ヤマモトの世界』(稲木妙子)
・『クレオール(母語)とモーリシャス語(母国語)―モーリシャスとデヴ・ヴィラソーミの文学』(小池理恵)
・Haruki Murakami: Storytelling and Productive Distance(仁平千香子)
・『Bilingual Complex: Collection of Essays and Notes Featuring English Haikuーバイリンガル・コンプレックス』(野崎京子)
・『『ミス・サイゴン』の世界―戦禍のベトナムをくぐり抜けて』『「リトルサイゴン」―ベトナム系アメリカ文化の現在』(麻生享志)
AALA活動報告
AALA会則
AALA Journal執筆要領
Information on FSEL
編集後記